美容室・理容室を開業して成功するには、お客様のニーズを把握したうえで、明確なビジョンとオリジナリティーが求められます。しっかりと自分のコンセプトを決めて、スケジュールに沿って、開店までの準備を進めましょう。
スケジュールは、個々の状況や事情によってことなります。下記のスケジュールは目安として、参考にご覧ください。
美容室・理容室の成否は、70%がロケーションで決まるとも言われており、テナントを探すのは大変重要な事です。
独立開業の場合は、じっくり時間をかけて理想のテナントを見つけるために、出店候補地域をリストアップし、候補地域の市場調査や、競合店の調査など、各種の調査をしっかり行いましょう。
美容室・理容室を開業する際には、どのようなコンセプトのお店にするのか検討することは、とても大切です。
明確なコンセプトが、集客のポイントにもなりますので、慎重に検討しましょう。
お客様に、自分のお店が「何」で喜んでもらいたいのか?お店の「売り」を一言で表すのがコンセプトです。店名も、コンセプトに沿って早めに決めておきましょう。
美容室・理容室の開業に際しては、事業計画書の作成が必須です。様々なリスクを考慮したうえで、策定しましょう。
初めて作成する方は、最寄の商工会に相談すると、指導してくれる可能性がありますので、活用しましょう。
美容室・理容室を開業するための資金を準備します。自己資金で不足する分は、銀行から借り入れるなど、調達先を確保しておきます。売上や収益計画書があると、店舗賃料などの算出もしやすくなります。
美容室・理容室は、コンセプトに沿った立地・物件選びが大変重要です。リストアップした出店地域を中心に、コンセプトに沿った、物件を探します。
立地については、オープン後の集客・売上を決定する要素ですので、妥協せずに、慎重に検討することが、大切です。
また、店舗については、電気やガス容量、空調や水回り、など確認事項が多いので、事前に専門業者にご相談することをお勧め致します。
ボイラーなどの店舗設備は、5年程度で老朽化してしまうため、内装費が却って多くかかる場合があります。
どうしても、居ぬき物件を活用する場合は、①立地を妥協しない②前のテナントの評価を確認する③サロン・コンセプトを実現できるか確認する。
コンセプトに沿った施工ができる内装業者を選定します。
美容室・理容室の開業には関係各所に許可申請を行う必要があります。
決めたコンセプトに沿って、提供するメニューの詳細な内容と価格を具体的に決めていきます。
その際には出店地域の相場も考慮する必要があります。
店舗に合ったスタッフの求人を行えるよう、求人媒体、求人広告の内容等に留意しましょう。
シャンプーやパーマ液などのほかに、事務用品なども、あらかじめ購入する所を決めておくと良いでしょう。
販促にはさまざまな方法があります。コンセプトに沿った販促・広告の方法を選定します。
店舗が完成したら、オープンの前に、オープニング・レセプションやプレオープンのイベントを開催し、近隣の人にアピールするのも良いでしょう。
すべての準備を整えていよいよ開店です。
当サイトでは、起業・開業に向けて、準備を始めたお客様の時間的・心理的な負担を軽減するための様々な無料サービスを提供しています。
起業・開業を計画されているお客様にとって、内装工事費用は、初期投資の中でも、大きなウェイトを占めると思います。運営資金を確保する為にも、「集客」に影響のない範囲内で、なるべく、初期投資を抑えることが大切です。
店舗の内装工事費用を抑えるためには、複数の内装業者から見積もりを出してもらうことが有効です。見積もり書の項目を比較することで、項目漏れを防ぐことができますし、適正な価格を知ることにも繋がります。